カテゴリー別アーカイブ: ジャズ理論

8.オルタードスケールを用いたマイナーツーファイブワンフレージング

Bm7-5 E7 Am のマイナーツファイブワンフレーズ

minor251

メジャーと全く同じフレーズ作り方です。※参照
コード進行は Bm7-5 E7 Am を使います。
Eオルタードスケール:E F G G# A# C Dです。

上からAに向かう部分のフレーズは G → F → E
下からAに向かう部分のフレーズは C → D → E

ほかのキーで

B♭m7-5 E♭7 A♭mの移調バージョン

 

Am7-5 D7 Gmの移調バージョン

 

7.オルタードスケールを用いたメジャーツーファイブワンフレージング

altered


まずは聞いてみてください。ツーファイブワンを作るための必修スケールオルタードを!
適当に作りましたが、不安→安定を感じられると思います。

作り方はいたって簡単
コード進行は
Dm7 G7 CM7で、G7のところでオルタードスケールを使っています。(Cメジャーのツーファイブワン)
ツーファイブワンフレーズを作るうえで行ったこと
1 トニック(CM7)はGの音を用いています。
2 Gに向かうにあたり上から降りてくるフレーズは B♭ → A♭ → Gで終息させています。
3 Gに向かうにあたり下から上がるフレーズ場合は D# → F → Gで終息させています。
4 サブドミナントは適当にコード分散、スケールの音です。

Gオルタードスケール:G G# A# B C# D# Fです。

6.オルタードスケールの構成と一覧と覚え方

外れている、不安定さを掻き立てる。。。そんなスケールです。
今回はそんなオルタードスケールの構成と一覧と覚え方をご紹介いたします。

オルタードスケールの構成

1 M3 m7 ♭9 #9 #11 ♭13
♭9 #9 #11 ♭13をオルタードテンションというのですが、ものすごい外れている感じの音をチョイスしてますよね。
テンションからさらに外した音!不安定な感じがします。そして不安定さといえば、、、、
そう!ドミナントで使うのが適切です。

ということでツーファイブワン(メジャーもマイナーも)のファイブで使えるスケールとなります。
作ってみたフレーズの記事を明日アップします!

オルタードスケール一覧


オルタードスケールを一覧で見られるサイトがなかったので作ってみました!
そして記述していてオルタードスケールの簡単な覚え方に気が付いてしまいました!
Cオルタード→C#オルタード→Dオルタード・・・という順で記述しています。

オルタードスケールの覚え方

C#オルタードはルート以外はCメジャースケールです。
ということでオルタードスケールは
ルート+ルート以外半音下のメジャースケールとおぼえましょう!

オルタードスケールを用いたフレーズ例

以下の記事をご参照ください。
7.オルタードスケールを用いたメジャーツーファイブワンフレージング
8.オルタードスケールを用いたマイナーツーファイブワンフレージング

5.マイナーツーファイブワンのフレージング

今回の内容が分かるとマイナーツーファイブワンで使ったらよいスケールが分かるようになります。
※キーがCメジャーで以下すべて記述しています。

いいフレーズだとは全く思いませんが、
以下のように 普通→ちょっと不安→安心
という『サブドミナント→ドミナント→トニック』の流れのフレーズをなんとなくで5秒ぐらい作れるようになります。
minor251

Bm7(b5)→E7→Am 

マイナーツーファイブワンとはAマイナースケールの2-5-1度のコードのツーファイブワンです。
(AマイナースケールはAで始まるスケールですが、Cメジャースケールと全く同じ構成音です)

なので普通に考えればAマイナースケールのダイアトニックの構成を用いてBm7(b5)→Em7→Am 

・・・だと思いきや違います!
Bm7(b5)→E7→Am なのです!

多分ジャズお得意の後付け理論だとは思いますが
Eの3度をメジャーにすることでG→AよりG#→AというギリA(落ち着いた音)に届かないことで不安感をあおろうという策略なのだと思います。

なのでマイナーツーファイブワンの ファイブ(不安感のある部分)はメジャースケールの5度の音を半音上げたスケールを使うと良いでしょう(Aハーモニックマイナースケールというらしいです)

結論
マイナーツーファイブワンがでてきたらメジャーキーの5度の音を半音上げしたスケールを引きましょう!

2.ダイアトニック・コード

今回は即アドリブで使えるという内容の理論ではありません。

■アドリブをするときこのことを知っていると
・ダイアトニック以外のコードが出てきたときはそのスケール外の音を使うとコードの雰囲気が出る。
・やみくもにスケールを演奏するのではなく、収束感を出したければトニックの音で終わらせる。逆に浮遊感を持たせたいのであればドミナントで終わらせるなどということが考えられる。

ダイアトニック・コードとはメジャースケールもしくはマイナースケールの構成音からなる7つコードのことです。
具体的な例を出す
Cメジャースケールの構成音は
CDEFGAB

Cメジャースケールのダイアトニックコードは以下のようになっています。

コード名 構成音
CM7 CEGB トニック
Dm7 DFAC サブドミナント
Em7 EGBD トニック
FM7 FACE サブドミナント
G7 GBDF ドミナント
Am7 ACEG トニック
Bm7(b5) BDFA ドミナント

ご覧のようにコードの構成音もCメジャースケールの構成音で成り立っています。

またよく耳にするツーファイブワンのコード進行は
サブドミナント(Dm)→ドミナント(G7)→トニック(CM7)
という『そこそこ安定』→『不安定』→『落ち着き』というコード進行になっています。

トニック、サブドミナント、ドミナントに関してはこちらをご参照下さい。

ほかのダイアトニック

コード名 構成音
ⅠM7 CM7 C#M7 DM7 D#M7 EM7 FM7 F#M7 GM7 G#M7 AM7 A#M7 BM7 トニック
Ⅱm7 Dm7 D#m7 Em7 Fm7 F#m7 Gm7 G#m7 Am7 A#m7 Bm7 Cm7 C#m7 サブドミナント
Ⅲm7 Em7 Fm7 F#m7 Gm7 G#m7 Am7 A#m7 Bm7 Cm7 C#m7 Dm7 D#m7 トニック
ⅣM7 FM7 F#M7 GM7 G#M7 AM7 A#M7 BM7 CM7 C#M7 DM7 D#M7 EM7 サブドミナント
Ⅴ7 G7 G#7 A7 A#7 B7 C7 C#7 D7 D#7 E7 F7 F#7 ドミナント
Ⅵm7 Am7 A#m7 Bm7 Cm7 C#m7 Dm7 D#m7 Em7 Fm7 F#m7 Gm7 G#m7 トニック
Ⅶm7(b5) Bm7(b5) Cm7(b5) C#m7(b5) Dm7(b5) D#m7(b5) Em7(b5) Fm7(b5) F#m7(b5) Gm7(b5) G#m7(b5) Am7(b5) A#m7(b5) ドミナント

マイナー編

コード名 構成音
Ⅰm Cm C#m Dm D#m Em Fm F#m Gm G#m Am A#m Bm トニック
Ⅱm7-5 Dm7-5 D#m7-5 Em7-5 Fm7-5 F#m7-5 Gm7-5 G#m7-5 Am7-5 A#m7-5 Bm7-5 Cm7-5 C#m7-5 サブドミナント
ⅢM7 D#M7 EM7 FM7 F#M7 GM7 G#M7 AM7 A#M7 BM7 CM7 C#M7 DM7 トニック
ⅣM7 Fm F#m Gm G#m Am A#m Bm Cm C#m Dm D#m Em サブドミナント
Ⅴ7 G7 G#7 A7 A#7 B7 C7 C#7 D7 D#7 E7 F7 F#7 ドミナント
ⅥM7 G#M7 AM7 A#M7 BM7 CM7 C#M7 DM7 D#M7 EM7 FM7 F#M7 GM7 サブドミナント
Ⅶ7 B7(b5) C7(b5) C#7(b5) D7(b5) D#7(b5) E7(b5) F7(b5) F#7(b5) G7(b5) G#7(b5) A7(b5) A#7(b5) ドミナント

4.マイナーペンタを用いたフレージング

~の曲はマイナーペンタ一発で演奏できる!
ということはわかるんだけど。。。かっこよくならないとお悩みの方に向けての記事です。

ポイントは2点
1 フレーズの開始の音、終わりの音をマイナーペンタの1度(ルート)の音にする
2 一気に一オクターブ上げる

これでなんとなくそれっぽくなります。

Cマイナーペンタを使います。
構成音は C E♭ F G B♭ です。

かなり適当に並べただけですがちゃんとフレーズ感が出ました!
minorpenta

理論的に言うとトニック で始まり トニックで終わっているため収束感をもてるということだと思います。
トニック、サブドミナント、ドミナント参照のこと

3.ツーファイブワンコード進行一覧

まずは聞いてみましょう。
ツーファイブワンの譜面

1小節目がツー、2小節目がファイブ、3小節目がワンです。
2小節目で少し不安になって3小節目で落ち着く感じがしませんか!?

ツーファイブワンとは?

ツーファイブワンコード進行とは サブドミナント→ドミナント→トニック の進行でスタンダードジャズでは頻出するコード進行です。
※サブドミナント→ドミナント→トニックについては1.トニック、サブドミナント、ドミナントをご覧ください。

メジャーツーファイブワン、マイナーツーファイブワンとは?

■メジャーツーファイブワンとはメジャーキーのダイアトニック・コードのⅡm7、Ⅴ7、Ⅰの順で構成されているコード進行のことです。

■マイナーツーファイブワンとはマイナーキーのⅡm7♭5、Ⅴ7、Ⅰmの順で構成されているコード進行のことです。V7はノンダイアトニックになります。

ちなみに枯葉という曲は一つのキーのメジャーツーファイブワン、マイナーツーファイブワンのみでほとんど構成されているため、ジャズ初心者向けの曲といわれています。

メジャーツーファイブワンコード進行一覧

Ⅱm7 Ⅴ7
Bm7 E7 A
A#m7 D#7 G#
Am7 D7 G
G#m7 C#7 F#
Gm7 C7 F
F#m7 B7 E
Fm7 B♭7 E♭
Em7 A7 D
D#m7 G#7 C#
Dm7 G7 C
C#m7 F#7 B
Cm7 F7 A#

マイナーツーファイブワンコード進行一覧

Ⅱm7♭5 Ⅴ7 Ⅰm
Bm7♭5 E7 Am
A#m7♭5 D#7 G#m
Am7♭5 D7 Gm
G#m7♭5 C#7 F#m
Gm7♭5 C7 Fm
F#m7♭5 B7 Em
Fm7♭5 B♭7 E♭m
Em7♭5 A7 Dm
D#m7♭5 G#7 C#m
Dm7♭5 G7 Cm
C#m7♭5 F#7 Bm
Cm7♭5 F7 A#m

1.トニック、サブドミナント、ドミナント

トニック、サブドミナント、ドミナントについていろいろなページを見て学んだことを記述します。

トニック→安定している 1度
サブドミナント→トニックの次に安定した音 4度
ドミナント→不安定 5度
ということらしいです。
※単体で演奏した時の響きではなく、コード進行上で出てきたときの話

ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ というに当てはめて考えると
トニックはド
サブドミナントはファ
ドミナントはソ
ということになります。

不安定→安定に行くと人は気持ちがいい進行に聞こえるらしいので
ジャズではツーファイブワンというフレーズがよく使われます。

ファイブワンがドミナント(不安定)→トニック(安定)であるため。

あまりわからないかもしれませんが以下はドミナント→トニックの進行です。