カテゴリー別アーカイブ: ジャズフレーズ
Sonny Clerk(ソニー・クラーク)フレーズ
Dexter Gordon(デクスター・ゴードン)フレーズ
Dexter Gordonフレーズ1 メジャーツーファイブワン
DEXTER GORDON – Softly As in The Morningテーマからアドリブに入る58秒当たりのフレーズです。
コード進行Em A7 DmJoshua Redman(ジョシュア・レッドマン)フレーズ
Joshua Redmanフレーズ1 ブルースフレーズ
Joshua Redman how we do
めっちゃかっこいいなぁと思って耳コピ一部してみました。
ブルーノートスケールのみで構成されています。
今回はCブルーノートスケールで表現しています。
Charlie Parker (チャーリー・パーカー)フレーズ
Charlie Parkerフレーズ1 ブルースフレーズ
キーはCです。 Now’s the timeのフレーズです。非常に有名なフレーズです。Charlie Parkerフレーズ2 ブルーノートスケール
こちらもNow’s the timeのフレーズです。 Aブルーノートスケールで構成されています。(A,C,D,E♭,E,G)E(トニック)のあとG(ドミナント)が二連続で続句部分は終息させたい!という気持ちを持たせます。
そこからのA(トニック)で終息させてそのあとブルーノートスケールの特徴的な音のE♭で違和感を持たせてC(トニック)で落ち着かせるという考えられたフレーズですね。
不安定続きから安定させる。
不安定な音は安定な音で挟み込むと良いのでしょうね。
キャンディー・ダルファーのフレーズ紹介
私の大好きなキャンディー・ダルファー様のご機嫌でファンキーなフレーズを紹介します!
キャンディー・ダルファーとは
キャンディー・ダルファーはオランダ アムステルダム出身のサックス奏者 マドンナやプリンスらのオランダ公演でのバックバンドミュージシャンとして注目を集める。プリンスのアルバムにも参加して評価を得るも、自身のリーダー作にこだわる姿勢を見せ、袂を分かつこととなる。(Wikipediaより抜粋)私が一番好きなサックス奏者です。 美人な上に情熱的!もうメロメロです。 彼女ほどあるとサックスが似合う女性はいません! キャンディ・ダルファーのフレーズ一つ一つがかっこよすぎる! またライブは音楽だけでなくエンターテイメントとしてとても楽しいです。 ブルーノートに行ったときは私の目の前を通って。。。いい匂いでした(笑)
キャンディー・ダルファー フレーズ1 マイナーペンタトニック
Pick up the pieces 2:30あたりのフレーズです。 Dマイナーペンタトニックで構成されています。
キャンディー・ダルファー フレーズ2 ブルーノートスケール
sax a go goで使われているフレーズです。 Gブルーノートスケールで構成されています。
キャンディー・ダルファー フレーズ3 ブルーノートスケール
アドリブフレーズではなくSax a go goのテーマです。 Cブルーノートスケールです。
John Coltrane(ジョン・コルトレーン)フレーズ
John Coltraneフレーズ1 メジャー2-5-1
解析
動画でも記載がありますが
1小節ごとにDm→G7とコードを変化させると考えると
Dm A(5) F(m3) D(1) A(5) C#(7) A(5) C(♭7) A(5)
G7 B(3)
ただ2拍ごとに変化するツーファイブワンと考えることもできます。
Dm A(5) F(m3) D(1) A(5)
G7 C#(#11) A(9) C(アプローチノート) A(アプローチノート)
CM7 B(7)
G7のC,AはBへ向かうためのアプローチノートと考えられます。
フレーズアイディアを使ってフレーズ作成方法
作成したフレーズのご紹介(コード進行Dm→G7)
作り方
フレーズ後半部分
1.ターゲット音を決める(Gのコード構成音から)
2.できる限りコード構成音を使い半音進行での下がり方、上がり方を決める(表拍を決める)
3.裏拍の音をコード構成音から決める
フレーズ前半部分
4.適当にコード構成音を当てはめる
フレーズアイディアを使ってフレーズ作成例
コード進行Dm→G7
参考
Dmの構成音 D,F,A
G7の構成音 G,B,D,F
1.ターゲット音を決める(Gのコード構成音から)
ターゲット音はGとする
2.半音進行での下がり方、上がり方を決める(表拍を決める)
A→G#→Gと半音ずつ下がる。
AはDmの構成音
A | ? | G# | ? | G |
3.裏拍の音を決める
AとGは使われているためDとする。
A | D | G# | D | G |
4.適当にコード構成音を当てはめる
F | D | A | D | F | A | D | G# | D | G |
瞬時にフレーズを作る練習
1.コード構成音を覚える
2.フレーズ後半部分のパターンを覚える
1は基礎練ということで割愛
後半部分のパターンは以下の3要素が決まれ場システマチックに作れます。
このパターンを体に叩き込む練習です。
終着音×終着音へ上昇で行くか、下降で行くか×裏拍の音
これをもとに作成してみました。
終着音 | 上昇/下降 | 裏拍の音 | フレーズ |
G | 上昇 | D | F D F# D G |
G | 上昇 | A | F A F# A G |
G | 下降 | F | A F G# F G |
G | 下降 | D | A D G# D G |
B | 上昇 | F | A F B♭ F B |
B | 上昇 | D | A D B♭ D B |
B | 下降 | F | D F C# F C F B |
B | 下降 | A | D A C# A C A B |
D | 上昇 | F | A F B♭ F C F C# F D |
D | 下降 | A | F A E A E♭ A D |
これを一般化すると
開始音 | 終着音 | 上昇/下降 | 裏拍の音 |
Ⅰの3度 | Ⅴの1度 | 上昇 | Ⅰの1度 |
Ⅰの3度 | Ⅴの1度 | 上昇 | Ⅰの5度 |
Ⅰの5度 | Ⅴの1度 | 下降 | Ⅰの3度 |
Ⅰの5度 | Ⅴの1度 | 下降 | Ⅰの1度 |
Ⅰの5度 | Ⅴの3度 | 上昇 | Ⅰの3度 |
Ⅰの5度 | Ⅴの3度 | 上昇 | Ⅰの1度 |
Ⅰの1度 | Ⅴの3度 | 下降 | Ⅰの3度 |
Ⅰの1度 | Ⅴの3度 | 下降 | Ⅰの5度 |
Ⅰの5度 | Ⅴの5度 | 上昇 | Ⅰの3度 |
Ⅰの3度 | Ⅴの5度 | 下降 | Ⅰの5度 |
John Coltraneフレーズ2 メジャー2-5-1
John Coltraneフレーズを紹介している動画より
2-5のあとキーを変えて2-5-1です。
Em7 A7部分の解析
Em7のところでCが使われている理由は、、、正直わかりませんが。。 それ以外の部分はコードトーンにのっとってますね。
Em7 | A7 |
C G C E | C# A C# E |
Dm7 G7 C部分の解析
このフレーズとてもビバップらしいフレーズですね
John Coltraneフレーズ3 メジャー2-5-1
John Coltraneフレーズを紹介している動画より
最後のEm7 A7 D7の部分のツーファイブワンの解析
ほぼコードトーンだけでこんなにかっこよくなるもんなんですね。。。 感服です。