今回の内容が分かるとマイナーツーファイブワンで使ったらよいスケールが分かるようになります。
※キーがCメジャーで以下すべて記述しています。
いいフレーズだとは全く思いませんが、
以下のように 普通→ちょっと不安→安心
という『サブドミナント→ドミナント→トニック』の流れのフレーズをなんとなくで5秒ぐらい作れるようになります。
Bm7(b5)→E7→Am
マイナーツーファイブワンとはAマイナースケールの2-5-1度のコードのツーファイブワンです。
(AマイナースケールはAで始まるスケールですが、Cメジャースケールと全く同じ構成音です)
なので普通に考えればAマイナースケールのダイアトニックの構成を用いてBm7(b5)→Em7→Am
・・・だと思いきや違います!
Bm7(b5)→E7→Am なのです!
多分ジャズお得意の後付け理論だとは思いますが
Eの3度をメジャーにすることでG→AよりG#→AというギリA(落ち着いた音)に届かないことで不安感をあおろうという策略なのだと思います。
なのでマイナーツーファイブワンの ファイブ(不安感のある部分)はメジャースケールの5度の音を半音上げたスケールを使うと良いでしょう(Aハーモニックマイナースケールというらしいです)
結論
マイナーツーファイブワンがでてきたらメジャーキーの5度の音を半音上げしたスケールを引きましょう!
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