ジャズスタンダードです。マイルス・デイビスの演奏が一番有名ですかね。
伊坂幸太郎の小節にもbye bye blackbirdという曲がありますよね。
コード進行をもとにどのようにアドリブしていけばよいか解析していきます。
Contents
Bye Bye Blacbirdのキーとダイアトニックコード
テナーサックス(B♭)でのキーとダイアトニックコードです。
- キー:G
- ダイアトニックコードは GM7,Am7,Bm7,CM7,D7,Em7,F#m7(-5)
Bye Bye Blacbirdのコード進行
GM7 | Am7 D7 | GM7 | Am7 D7 |
GM7 | Bm7♭5 E7♭9 | Am7 | D7 |
Am7 | E7 | Am7 | D7 |
Am | D7 | G6 | G6 |
G7 | F#7 | F7 | E7♭9 |
Am7 | Am7 | E♭7 | D7 |
GM7 | Am7 D7 | GM7 | Bm7♭5 E7♭9 |
Am7 | D7 | GM7 | Am7 D7 |
赤字がノンダイアトニックコード
G6はノンダイアトニックですが、スケール音で構成されているため、意識しません。
Bye Bye Blacbirdのアドリブアイディア
Gメジャーペンタトニックをベースに随所でコードトーンを用います。
Gメジャーペンタトニックスケール:G,A,B,D,E
Step1.1-4小節をGメジャーペンタトニックでアドリブ
ペンタの練習ですね。まずは1-4をペンタでアドリブしましょう。
Step2.5-8小節 6小節目のBm7♭5 E7♭9をコードトーンを使ってアドリブ
5 | 6 | 7 | 8 |
GM7 | Bm7♭5 E7♭9 | Am7 | D7 |
Bm7♭5 E7♭9はノンダイアトニックで、ここでコード感をだすとめちゃめちゃおいしい部分です!
Gメジャースケールに存在しない音をなるべく選んで使うようにしましょう。
Bm7♭5 | B | D | F | A | |
E7♭9 | E | F | G# | B | D |
Step3. 9-12小節 のE7はG#を使え!
Am7 | E7 | Am7 | D7 |
9,10 と 11,12をひとくくりに見て同じような形のフレーズを演奏してみましょう。
Am部分はコードトーンやペンタトニックで、E7,D7は3度の音(それぞれG#,F#)を伸ばすだけというアドリブアイディアなどがあります
。
E7 | E | G# | B | D |
Step4.33-36小節 コードトーンでアドリブ
33 | 34 | 35 | 36 |
G7 | F#7 | F7 | E7♭9 |
ここはすべてノンダイアトニック かつ 半音ずつ下がるめちゃめちゃおいしいポイントです(本日二回目)
長い音を使ってもよいので、1小節ずつ同じ形(3度から1度をコードトーンを変える)でのアドリブなどをしてみるのが良いかなと思います。
G7 | G | B | D | F | |
F#7 | F# | A# | C# | E | |
F7 | F | A | C | E♭ | |
E7♭9 | E | F | G# | B | D |