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フレーズを覚え、様々な曲で使うためには!?その②

フレーズを覚え、様々な曲で使うためには!?でやることは以下の3つです。とかいたのですが、最終的には2ステップでアドリブをするのではないかと考えました。

アドリブメロディーが頭に浮かび、それをキーに合わせて演奏する。
というのがアドリブの姿かなと勝手に思っています。
つまり

①メロディを覚える。
②フレーズがコードのどの音から始まるかを覚える。(コードの何度の音を使っているかなど)

のツーステップなのかなと。
一つのキーでアドリブフレーズができるようになり、開始音を変えてもキーが違うだけで即座に演奏できるようになる事がアドリブには必要なんではないかと感じました。

BUT NOT FOR MEでオルタードスケールを用いたツーファイブワンフレージングを実践

BUT NOT FOR MEでオルタードスケールを用いたメジャーツーファイブワンフレージングを実践してみようと思います。

But Not For Meでは以下のオルタードスケールをつかうツーファイブのコード進行があります。
・Gオルタードスケール(Cのツーファイブワンのファイブで使う)G,G#,A#,B,C#,D#,F
・Cオルタードスケール(Fのツーファイブワンのファイブで使う)C,C#,D#,E,F#,G#,A#
・Fオルタードスケール(A#のツーファイブワンのファイブで使う)A#,B,C#,D,E,F#,G#

1.ツーの部分はコード分散
2.ファイブの部分
2-1.Gオルタードスケールの場合は【D# → F → G】 OR 【B♭ → A♭ → G】で終息させる。

2-2.Cオルタードスケールの場合は【G# → A# → C】 OR 【D# → C# → C】で終息させる。

2-3.Fオルタードスケールの場合は【F# → G# → A#】 OR 【C# → B → A#】で終息させる。

文章、演奏者で楽しむジャズ

ジャズは耳で楽しむのが普通で当たり前ですが、そのアルバムの参加者やエピソードを見ながら聞いてみたりすると意外と面白いです。
例えば以下がカインド・オブ・ブルーのアルバム説明のwikipediaのURLです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC#.E6.BC.94.E5.A5.8F.E3.83.A1.E3.83.B3.E3.83.90.E3.83.BC

2曲目外のピアノはビル・エヴァンスが演奏しているのか。
たしかにアルバムの最初の曲のイントロがビル・エヴァンスっぽくって知的で、クール。まさにKind of Blueってかんじの始まり方をしている!だとか

2曲目は軽快な曲だからウィントン・ケリーが演奏したんだろうな~とか

ウィントン・ケリーはビル・エヴァンスの演奏をどんな気持ちで聞いていたのかな。。。とか

アルバムのエピソードを見ながら聞くと意外と楽しいですよ!
kind of blueのアルバムを以下に配置しておきます。

☆But Not For Me練習⑦13~16小節 練習 ツーファイブフレーズ

But Not For Me練習⑦13~16小節 練習 ツーファイブフレーズです。
B♭用でコード進行は以下のとおりです。全体のコード進行はこちらをご覧ください。

Dm7 G7 Gm7 C7
CMの2-5(差分 B♭→B) FMの2-5

セッションに行ったとき教わったツーファイブのフレーズをキーを変えてやってみた感じです。


キーの度数で表現すると以下のような感じです。
326421 6#5#2#76#5#

実はG7、C7はそれぞれGオルタードスケール、Cオルタードスケールの音で構成されています。
オルタードスケールでの度数で考えると3264321となります。
お気づきの方もいると思いますが
Cメジャーオルタードスケールの326421→Gオルタードスケールの3264321という構成のフレーズになります。
1小節フレーズを覚えて、スケールを変えて同じ度数の音を鳴らすだけでもかっこよくなるんですね。

スケール練習も必要だなと感じました。

Gオルタードスケール:G G# A# B C# D# F
フレーズの音:A# → G# → D# → B →A# →G#
A# → G#(隣の音)
G# → D#(5度進行)
D# → B(1つ飛ばし)
B → A# (隣の音)

とかなりシステマチックに作られていることが分かります。
スケールを用いたフレーズ作成時の音の並びは
隣の音、一つ飛ばし、5度圏の音、(4度進行) のいずれかで推移すると良いのだと思いました。

But Not For Me練習⑥ 29~32小節目練習 メジャーツーファイブワンフレーズ

順番が前後しますが最後But Not For Me練習⑥ 29~32小節目練習のツーファイブワンフレーズです。
B♭用でコード進行は以下のとおりです。全体のコード進行はこちらをご覧ください。

Gm7 C7 F D7
FMの2-5-1 F→F#に

①マイナーツーファイブワンのアイディアのパクリですが

E,F,G,A,B♭,A,G,F,E,D,C#,B,A,G,F#

マイナーツーファイブワンのアイディアをもとに最後のD7で解決しないF#の音を使ってみました。
何がいいって非常に覚えやすい!
ほとんどキー(F)の一つ下の音から上がって下がってをしているだけです。

②ソッフェ風ツーファイブワン

G,F,G,F,G,F,E♭,G,F,G,F,G,G,F,E♭,F,G
こちらも何がいいって非常に覚えやすい!
出てくる音は3音です!

But Not For Me練習② 今持っている武器(フレーズ)

But Not For Meを演奏するにあたり今私が覚えている持っている武器(フレーズ)を洗い出します。

■メジャーツーファイブ(ワン)(・A#メジャー2-5-1、Fメジャー2-5-1、Cメジャー2-5)
①SOFFet君がいるなら☆ 2-5-1フレーズ
度数で表現2→1→2→1→2→1→7♭→1→7♭→2→1→2→2→1→7♭→1→2

コルトレーンの5-1パターン
度数で表現6→4→2→6→1#→6→1→6→7

ビバップスケールを用いたメジャー2-5-1フレーズ
度数で表現5,4#,4,6,1,3,2,1,7,6,5,3,4,5

■マイナーツーファイブ(ワン)(FMのマイナー2-5-1)
マイナーツーファイブワンフレーズ《ルパン三世のテーマ》①
度数で表現3→2→2→4→3→2→1

■その他(Fメジャースケール、A#メジャーのスケール)
NOW’S THE TIMEのチャーリーパーカーアドリブフレーズ
度数で表現5,1,2,2#,3,4,4#,5,3,4,5,4,3,1,6,5,1,1,1,1

Fourのテーマからのアドリブフレーズ
度数で表現5,6,7 5,6,7 5,6,7 2,1,7 1,2,3♭

■覚えるべきスケール
・Gオルタードスケール(Cのツーファイブワンのファイブで使う)G,G#,A#,B,C#,D#,F
・Cオルタードスケール(Fのツーファイブワンのファイブで使う)C,C#,D#,E,F#,G#,A#
・Fオルタードスケール(A#のツーファイブワンのファイブで使う)A#,B,C#,D,E,F#,G#