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☆But Not For Me練習⑦13~16小節 練習 ツーファイブフレーズ

But Not For Me練習⑦13~16小節 練習 ツーファイブフレーズです。
B♭用でコード進行は以下のとおりです。全体のコード進行はこちらをご覧ください。

Dm7 G7 Gm7 C7
CMの2-5(差分 B♭→B) FMの2-5

セッションに行ったとき教わったツーファイブのフレーズをキーを変えてやってみた感じです。


キーの度数で表現すると以下のような感じです。
326421 6#5#2#76#5#

実はG7、C7はそれぞれGオルタードスケール、Cオルタードスケールの音で構成されています。
オルタードスケールでの度数で考えると3264321となります。
お気づきの方もいると思いますが
Cメジャーオルタードスケールの326421→Gオルタードスケールの3264321という構成のフレーズになります。
1小節フレーズを覚えて、スケールを変えて同じ度数の音を鳴らすだけでもかっこよくなるんですね。

スケール練習も必要だなと感じました。

Gオルタードスケール:G G# A# B C# D# F
フレーズの音:A# → G# → D# → B →A# →G#
A# → G#(隣の音)
G# → D#(5度進行)
D# → B(1つ飛ばし)
B → A# (隣の音)

とかなりシステマチックに作られていることが分かります。
スケールを用いたフレーズ作成時の音の並びは
隣の音、一つ飛ばし、5度圏の音、(4度進行) のいずれかで推移すると良いのだと思いました。

St.Thomasテーマから考えるアドリブフレーズ(フレーズ作成編②)

St.Thomasテーマから考えるアドリブフレーズ(フレーズ作成編②)です。
前回のフレーズづくりを踏まえ、今回はトニックの音、コードトーンを意識してアドリブフレーズを作ろうと思います。

・St.Thomasのコード進行(inB♭):Dがキー
 D6 → F#m7 → B7 → Em7 → A7
 D6:DF#AB
 F#m7:F#AC#E
 B7:BD#F#A
 Em7:EGBD
 A7:AC#EG

・トニック(落ち着く音) D(1度),F#(3度),B(6度)

でこんな感じ。
なかなか良い感じです。

St.Thomasテーマから考えるアドリブフレーズ(フレーズ作成編①)

St.Tohmasテーマから考えるアドリブフレーズ(フレーズ作成編①)です。
八分音符の裏の音、4分の偶数拍目の音をトニックにしてみました。
悪くはない感じがします。
スケールをもとに作ってはいるのですが、フレーズ感があまり出ない。
多分コードをもとにフレーズを作っていないからだと思っています。
次はコードトーンを意識してみようと思います。

BILLIE’S BOUNCE テーマ解析アイディアからのアドリブ

前回の記事から得たアイディアをもとにコード分散で上がって、アプローチノートを使った下がり、ルートで落ち着くようなフレーズを作ってみました。

割といい感じかなと思っています。
コード分散、アプローチノートをちゃんと使えればアドリブもそれなりになるってことですね。
コードを覚える事は必要だと感じました。

ビバップスケールを用いたメジャー2-5-1フレーズ


こちらの最後のほうに弾いているフレーズをパクりました。

コード進行は順にDm7 G7 CM7です。

Cメジャービバップスケールを使っていますね!(CDEFF#GAB)
Cメジャーのツーファイブワンの時に使えると思います。

そして始まる音が中途半端なタイミングから始まるのでなかなか使いにくいです。
フレーズは2-5-1感が出ていてかっこいいんですけど。
とおもったのですが、2小節のツーファイブワンなどにもってこいですね。

覚え方
入りの三音はCメジャースケールの5,4#,4
2小節目の前半4音はDm7の5,7,9,1
2小節目の後半4音はDm7の1どの音からスケール通りにGまで下がる。
3小節目CM7の3,4,5

,6,1,3,2,1,7,6,5,3,4,5

Moanin’のテーマ分析


Moanin’めちゃめちゃかっこいいですよね。

テーマの一部を切り出しました。

実はGブルーノートスケールのみで作られてます。
つまり、Moanin’のテーマはそのままブルースで使えます!

どのフレーズもGで始まり、Gで終わる。
そしてコール&レスポンスのような形である。
1-2小節目のフレーズはG7のコード分散

4,6小節目の3連符からのルート!というフレーズはいろいろなところで使えそうな感じがします。(2-5-1の1とか)

ルパン三世のテーマフレーズ

ルパン三世のテーマからマイナーツーファイブなどのフレーズをコピーしてみました。 皆さん一度は聞いたことあるのでは!?

ルパン三世のテーマフレーズ1 マイナー2-5-1



コード進行は Em7(♭5)(1小節目前半) A7(1小節目後半) Dm(2小節目)です。 ・Em7(♭5)
A:テンションノートの11th
G:はコードトーン

・A7
G:コードトーン
B♭:Aへのアプローチノート
A:コードトーン

・Dm
G:テンションノートの11th
F:コードトーン

ただDのナチュラルマイナー一発と考えてもよいでしょうね
Dナチュラルマイナースケール:D E F G A B♭ C

ルパン三世のテーマフレーズ2 マイナー2-5-1

・Dmはツーファイブではないのですが、Dmのコードトーンを1,3,5,1と上昇しています。
・Bm7(♭5)はコードトーンとテンションノートで構成されており、テンションノートのC#をフレーズ内の最低音とし、強調しています。
 コードトーン:B D F A
 テンションノート:C# E G
・E7はルートの音ですね。

※テンションノート一覧はテンションノート一覧(早見表)をご参照ください。

ジャズアドリブのフレーズの作り方

ジャズアドリブのフレーズの作り方はずばり。。。
ジャズミュージシャンが作った曲のテーマをパクってアレンジることがいいです。
(パクりっぱなしでもいいですが)

ジャズミュージシャンが作った曲は間違いなくジャズっぽい音選び、ジャズっぽいリズムで構成されているはずです。

譜面があるので耳コピは不要で楽です(笑)
どのように構成されているかを考え、他のフレーズを作るときの参考にできると応用が利くと思います。

ということで今後ジャズのテーマ曲のフレーズの解析もしていきたいと思います。

ジャズフレーズ紹介記事のまとめ

今まで耳コピしてきたジャズのフレーズや、考えたジャズのフレーズをまとめました。

1小節のマイナーツーファイブフレーズ

2小節のマイナーツーファイブフレーズ

    1小節のメジャーツーファイブフレーズ

    2小節のメジャーツーファイブフレーズ 

    その他フレーズ

    7.オルタードスケールを用いたメジャーツーファイブワンフレージング

    altered


    まずは聞いてみてください。ツーファイブワンを作るための必修スケールオルタードを!
    適当に作りましたが、不安→安定を感じられると思います。

    作り方はいたって簡単
    コード進行は
    Dm7 G7 CM7で、G7のところでオルタードスケールを使っています。(Cメジャーのツーファイブワン)
    ツーファイブワンフレーズを作るうえで行ったこと
    1 トニック(CM7)はGの音を用いています。
    2 Gに向かうにあたり上から降りてくるフレーズは B♭ → A♭ → Gで終息させています。
    3 Gに向かうにあたり下から上がるフレーズ場合は D# → F → Gで終息させています。
    4 サブドミナントは適当にコード分散、スケールの音です。

    Gオルタードスケール:G G# A# B C# D# Fです。