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LEARN JAZZ STANDARDSのレッスンの概要

LEARN JAZZ STANDARDSのレッスンの概要を実際のレッスンの翻訳を通じて理解してもらおうと思います。
Jazz Lick of the Week #16: Minor ii-V-i Resolving to a Minor 6

マイナーツーファイブはよく使われるコード進行です。

・入りはB♭、Gでやります。

■1小節目
・A♭はDm7-5の5度の音
・B♭はロクリアンスケールの6番目の音
※Dロリアンスケールは D、E♭、F、G、A♭、B♭、C です。
このフレーズはロクリアンスケールでだいたい構成されている。
・CはDm7-5の7th
・E♭はロクリアンスケールの2番目の音
・GはDm7-5の11th
・DはDm7-5のroot

■2小節目
・GはG7のルートの音
・FはG7の7th
・E♭はG7の#5th
・DはG7の5th
・BはG7の3rd
・CはG7の11th
・DはG7の5th

■3小節目
・E♭はCm6の3rd
・AはCm6の6th

ではもう一回やってみましょう。

って感じでした。
毎週ひとつフレーズを取り上げ、12キーで紹介してくれるみたいです。
ポッドキャストもあるみたいですよ、

お勧めのジャズ勉強サイト

マイナーツーファイブワンフレーズを探していた時に見つけたサイトです。
Learn Jazz Standards
英語ですが、毎週フレーズを解説し、紹介していたり、マイナスワンがあったりします。
まだ私も使い慣れていませんが、いろいろなことが無料でできそうです。
次回は英語で解説している一部のレッスンをざっくり翻訳してみようと思います。

ビバップ(ジャズの語法の原点)を学ぶのにお勧めのアルバム

ビバップはジャズの初期の音楽でその代表的なアーティストはチャーリーパーカー
以降のアーティストにも大きな影響を与えています。
そんなチャーリー・パーカーのアルバムの中でお勧めのアルバムはずばり【Charlie Parker with Strings】です。

個人的にチャーリー・パーカーはブルースの印象が強かったのですがこのアルバムではJust Friendsなどツーファイブワンがあるスタンダード曲を演奏しているためです。

ぜひ聞いてみてください!

Charlie Parker With Strings: The Master Takes

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Girl from ipanemaコード解析と使えるスケール


ボサノバどいえばこの曲ですよね。

Girl from ipanema コード分析(inB♭)をしていきます。
Bフラット管ではキーはGです。
私はテナーサックス(Bフラット管)吹きなのでBフラット管での分析を行います。
解析してみて初心者向けではないなと感じました。
理由としては
・いろんなスケールが出てくる(ノンダイアトニックばかり)
・小節数が32ではない等ということで

逆にノンダイアトニックを聞かせるだけでそれなりに曲っぽさは出るのかなとも思います。

ダイアトニックコードを書き出します。※ダイアトニックについてはこちら参照

ⅠM7 Ⅱm7 Ⅲm7 ⅣM7 Ⅴ7 Ⅵm7 Ⅶm7(b5)
GM7 Am7 Bm7 CM7 D7 Em7 F#m7(b5)

キーがGなのでベースはGメジャースケールで演奏します。
Gメジャー(G,A,B,C,D,E,F#)

■1~4小節 
GM7 → A7
A7はノンダイアトニックでAm7との違いは3度の音つまり、C#を使うことを心がけましょう。

■5~8小節 
Am7 → D7 → GM7 → D7
譜面によって違うかもしれませんがここはメジャーツーファイブワンで行きましょう。

■9~12小節
GM7 → A7
A7はノンダイアトニックでAm7との違いは3度の音つまり、C#を使うことを心がけましょう。

■13~16小節  
Am7 → D7 → GM7
譜面によって違うかもしれませんがここもメジャーツーファイブワンで行きましょう。

■17~20小節
A♭M7 → D♭7
変則的な4度進行です。
A♭M7はD#メジャー
D♭7はF#メジャー

■21~24小節
BM7 → E7
変則的な4度進行です。
BM7はF#メジャー
E7はAメジャー

■25~28小節
CM7 → F7
変則的な4度進行です。
CM7はGメジャー
F7はA#メジャー

17~28はスケールがコロコロ変わりますので要練習ですね。

■29~32小節
・Bm7 → E7(-5) → Am7 → D7(-5)
ここも4度進行ですがそれぞれスケールもバラバラ。。。
コード分散で行きましょう。

■33~36小節
1~4と同じです。

■37~40小節
5~8と同じです。

チャーリー・パーカー Confirmation のツーファイブワンフレーズ解説3-アレンジしたフレーズ作成


4:10ぐらいに演奏しています。
チャーリー・パーカー Confirmation のツーファイブワンフレーズー1ファイブの作り方
チャーリー・パーカー Confirmation のツーファイブワンフレーズ解説2ーワンの作り方を合わせてツーファイブワンフレーズを作ってみました。

チャーリー・パーカーのフレーズアレンジ
チャーリー・パーカーのフレーズアレンジ

チャーリー・パーカー Confirmation のツーファイブワンフレーズ解説2ーワンの作り方


4:10ぐらいに演奏しています。
■最後の2小節の分析
3連符+9thはコードで上がるが、9thは終息感がない(?)のでまだ続けたい感じがした状態で7thからスケールで上がり最後は3→5とすることで5度の音が引き立つ。
そんな感じでしょうか。

次回はファイブ、ワンを合わせたフレーズを作ってみようと思います。