4:10ぐらいに演奏しています。
チャーリー・パーカー Confirmationを紹介している海外の動画があったのでそれをもとにファイブのフレーズの案を考えてみました。
次回はワンについて考えようと思います。
■ファイブの部分は
♭9th→1→7th→#7thというのがいい響きを出しているのだと思いました。
この4音を使ったらこんなフレーズができました。
Now’s the time コード分析(inB♭)をしていきます。
Bフラット管ではキーはGMです。
ピアノではFでNow’s the time やBugs grooveなどをまとめてFブルースなどと言ったりしますよね。
チャーリーパーカー
私はテナーサックス(Bフラット管)吹きなのでBフラット管での分析を行います。
ダイアトニックコードを書き出します。※ダイアトニックについてはこちら参照
ⅠM7 | Ⅱm7 | Ⅲm7 | ⅣM7 | Ⅴ7 | Ⅵm7 | Ⅶm7(b5) |
GM7 | Am7 | Bm7 | CM7 | D7 | Em7 | F#m7(b5) |
Gブルーノートスケール一発でいけます!詳細は省きますが
G,B♭,C,C#,D,Fを使うだけでブルージーに聞こえます。
■1~4小節
D7 → G7 → D7
ノンダイアトニックですね。
ここはブルーノートスケールもしくはGメジャースケールを使いましょう。
■5~8小節
G7 → G#dim → D → F#m7 → B7
G#dimはノンダイアトニックの音のG#
B7はD#を使うとコード感がでます。
■9~12小節
Em7 → A7 → D → Em7 → A7
Em7 → A7 → D メジャーツーファイブワン
Em7 → A7 メジャーツーファイブ
Now’s the timeのチャーリーパーカーアドリブフレーズ
Now’s the timeのチャーリーパーカーアドリブフレーズ2
などが使えます。
またジャズのアドリブを実践できるページにてブルースのアドリブ体験できます!
Take Five コード分析(inB♭)をしていきます。
Bフラット管ではキーはFm(A♭M)です。
私はテナーサックス(Bフラット管)吹きなのでBフラット管での分析を行います。
ダイアトニックコードを書き出します。※ダイアトニックについてはこちら参照
ⅠM7 | Ⅱm7 | Ⅲm7 | ⅣM7 | Ⅴ7 | Ⅵm7 | Ⅶm7(b5) |
A♭M7 | A#m7 | Cm7 | C#M7 | D#7 | Fm7 | Gm7(b5) |
キーがFmなのでベースはFマイナースケールで演奏します。
Fマイナー(F,G,A♭,A#,C,C#,D#)
■1~8小節
Fm7 → Cm7 の繰り返し
・Fマイナー一発でいけますね。
■9~12小節
C# → A#m7 → Cm7 → Fm7 → A#m7 → D#7 → A♭ → A♭7
・基本的にはFマイナー一発でOK
・A#m7 → D#7 → A♭ → A♭7はA♭のメジャーツーファイブワンを使えばなおよしですね。
■13~16小節
C# → A#m7 → Cm7 → Fm7 → A#m7 → D#7 → Gm → C7
・基本的にはFマイナー一発でOK
・A#m7 → D#7はA♭メジャーのツーファイブで行きましょう!
・Gm → C7はFメジャーのツーファイブで行きましょう!
以降
Fm7 → Cm7 の繰り返し
自由すぎてどうしてよいかわからない感がありますよね。
Fマイナースケール一発で基本的にはOKですが、のっぺりした感じになってしまいますので、随所でコード分散やツーファイブワンフレーズを使いましょう。
山野ミュージックスクールの体験レッスンで聞いたことのメモです。
ジャズの練習は基礎練習(コード、スケールの練習)とアドリブ用の練習の二種類がある。
とのことでした。
基礎練習はコード、スケールを自由自在に操るための練習です。
アドリブ用練習はフレーズをコピーしてマイナスワンを使って特定のタイミングでフレーズを演奏するという練習です。
どちらの練習も毎日の練習に組み込みたいですね。
どんな曲でもジャズ調にでき、最近ではジャズアレンジの曲が増えていますよね。
例えば佐藤健がでているサントリーウィスキーのCM
聞いただけでおしゃれでジャズっぽいのが分かりますよね。
ではどういった曲がジャズっぽいのか、その特徴を考えていきましょう。
ちなみにサントリーウィスキーのCMは銀河鉄道999のGalaxy Expressのジャズバージョンで、ラスマスフェイバーというアニメ好きのスウェーデンのイケメンがアレンジしています。
ジャズを聴いているとヘッドバンキングをするというよりは横にゆらゆらゆれたくなりませんか!?
これをいわゆる横ノリといいます。
逆にロックなどは縦ノリですね。
その正体はというとジャズはアクセントが2,4拍目に来ていることです。
盆踊りなんかは1,3拍目にアクセントが来ています。「イチニイサンシイ」って感じが分かりやすいかと思います。
ほとんどこれに尽きると思います。
ちなみに2,4拍目にアクセントを置くことをオフビート(アフタービート)といいます。
スタンダードジャズはアドリブがあるという特徴があります。(ポップスのジャズアレンジなどは別ですが)
アドリブとは即興で演奏することでコード進行などに沿って演奏します。
冒頭でも書きましたがラスマスフェイバー
アダルティーなコロスケ感
東京ブラススタイル
女性のみで構成されているビッグバンドです!
スケール、コード分散和音を意識したメジャーツーファイブワンフレーズのマイナーツーファイブワンバージョンです。
セッションなんとなく演奏できるけどフレーズ感が出ないと悩んでる方へが原点回帰へのきっかけなんですが、改めてアドリブをうまくなるにはどうすればよいか考えてみました。
本当に当たり前のことしか書きませんが、重要なことだと思っています。
アドリブがうまくなるにはまずは何より
①コードを制する!
②スケールを制する!
の二つが何よりも重要だと今頃になって気が付きました。
【チャーリー・パーカーのフレーズであってもどんなフレーズでも解析するとだいたいは コード分散和音、経過音、スケール で解釈することができる。】という言葉がすごい響いています。
ということで最近ようやくコードの練習を始めたのですが、つまらない、覚えることが多すぎる。と感じています。
ただ一度に色々やろうとするのではなく、一歩一歩着実に身に着けていくようにしようと考えました。
1.メジャーコード、マイナーコードの1,3,5を全部のキーでコード譜だけで演奏できるようになる。
とりあえずはルートから始まるコード分散和音を覚えましょう。
またコードを覚えるだけでは楽しくないのでメジャーコード、マイナーコードのルートから始まる1,3,5を用いたツーファイブワンフレーズをご紹介させていただきます。
2.メジャーコード、マイナーコードの3,5,1を全部のキーでコード譜だけで演奏できるようになる。
→同様に3度から始まる3,5を用いたツーファイブワンフレーズを紹介させていただきます。
3.メジャーコード、マイナーコードの5,1,3を全部のキーでコード譜だけで演奏できるようになる。
同様に・・・
4.メジャーコード、マイナーコードの1,5,3を全部のキーでコード譜だけで演奏できるようになる。
5.メジャーコード、マイナーコードの3,1,5を全部のキーでコード譜だけで演奏できるようになる。
6.メジャーコード、マイナーコードの5,3,1を全部のキーでコード譜だけで演奏できるようになる。
1項目につき5日1カ月でメジャー、マイナーコードを使った分散和音フレーズを覚えましょう!(私もやってみます!)
コードの構成音が分からない人は劇的にアドリブが変わるはずです!
今回はメジャースケールの覚え方、練習方法、一覧をご紹介します。
またメジャースケールから派生してオルタードスケールの覚え方もお教えします。
明るい響きのするスケールで、いわゆるドレミファソラシドはCのメジャースケールです。
スケール的なアドリブフレーズを作るときに使います。
また私はオルタードスケールというスケールが大好きなのですが、メジャースケールを覚えると簡単にオルタードスケールが覚えられ、アドリブフレーズを自ら作り出せるようになります!
理由としてはオルタードスケールはメジャースケールのルートの音を半音上げただけだからです。
C#オルタードスケールはC#,D,E,F,G,A,B,C#で、Cメジャースケールとの違いはルート音だけです。
具体的には以下のようなフレーズですね。
こんなフレーズが作れます。
詳しくは7.オルタードスケールを用いたメジャーツーファイブワンフレージング
をご覧ください。
ぜひ覚えてください。
ドからスタートして全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音をたどるとCメジャースケールになります
ド(ド#)レ(レ#)ミ、ファ(ファ#)ソ(ソ#)ラ、(ラ#)シ、ド
同様にDの音から始まるとDメジャースケールとなります。
Cメジャースケール~Bメジャースケールです。
覚え方としては全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音を意識すること。
また#や♭を意識するとより覚えやすいです。
て練習方法は全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音や#や♭を意識してゆっくりでもよいので練習していくことです。
絶対に何も考えずになんとなくやってはダメです。
頭で意識して練習することにより、他のスケールやコード、フレーズを覚えるときに応用がききます。