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Days Of Wine And Roses そこそこのレベルになる魔法の譜面(初心者向け)

理論にのっとりスケールを当てはめたDays Of Wine And Rosesの譜面を作ってみました。
これを見つつ練習してみると良いと思います。(B♭用の譜面です)

覚えるべきフレーズ
Aのメジャーツーファイブ
A#のメジャーツーファイブ
Gのメジャーツーファイブ

Gの短いマイナーツーファイブ
Dの短いメジャーツーファイブ
Dの短いマイナーツーファイブワン

1~4

GM7 F7 Bm7 E7
Gメジャー F#→F、A→A#に Aのメジャーツーファイブ

5~8

Am7 Bm7 Cm7 F7
Gのメジャー A#のメジャーツーファイブ

9~12

Bm7 Em7 Am7 D7
Gのメジャー Gのメジャーツーファイブ

13~17

F#m7(♭5) B7 Em7 A7 Am7 D7 GM7
Gのマイナーツーファイブ Dのメジャーツーファイブ Gのメジャーツーファイブワン

18~20小節

GM7 F7 Bm7 E7
Gメジャー F#→F、A→A#に Aのメジャーツーファイブ

21~24小節

Am7 Bm7 Cm7 F7
Gのメジャー A#のメジャーツーファイブ

25~28

Bm7 Em7 C#m7-5 F#7 Bm7
Gメジャースケール Dのマイナーツーファイブワン

29~32

Em7 Am7 D7 G E7 Am7 D7
Gメジャースケール Gメジャーツーファイブ Gメジャースケール G→G#に Gメジャーツーファイブ

Days Of Wine And Rosesコード解析と使えるスケール

Days Of Wine And Rosesコード分析(inB♭)をしていきます。
この曲いいですよね。とてもおしゃれで美しいメロディです。
Days Of Wine And Rosesは若い夫婦が酒におぼれてアル中になってしまうというストーリーの映画音楽です。

BフラットではキーはGメジャーです。
ダイアトニックコードはGM7、Am7、Bm7、CM7、D7、Em7、F#m7-5
ダイアトニックコードに関してはこちらをご覧ください。

■1~4小節目
GM7 → F7 → Bm7 → E7
いきなりノンダイアトニックばかり。
GM7はGメジャースケールで
F7でGメジャースケールと違うのはF#→F、A→A#です。この二音を使うとコード感がでます!
Bm7 → E7 はAのメジャーツーファイブですね。

■5~8小節目
Am7 → Bm7 → Cm7 → F7
Am7 → Bm7はダイアトニックコードなのでGメジャースケールで
Cm7 → F7 はA#のメジャーツーファイブですね。
1~4のメジャーツーファイブから半音上がってますね。

■9~12小節
Bm7 → Em7 → Am7 → D7
すべてダイアトニックコードですのでGメジャースケールで
Am7 → D7はGのメジャーツーファイブですね。

■13~17小節
F#m7(♭5)→ B7 → Em7 → A7 → Am7 → D7 → GM7
F#m7(♭5)→ B7 → Em7 はGのマイナーツーファイブワンです。
Em7 → A7 はDのメジャーツーファイブです。
Am7 → D7→ GM7 はGのメジャーツーファイブです。
これでもかってぐらいツーファイブフレーズのオンパレードですね。

■18~20小節
1~4と同じです。

■21~24小節
5~8と同じです。

■25~29小節
Bm7 → Em7 → C#m7-5 → F#7 → Bm7
Bm7 → Em7はダイアトニックコードですのでGメジャースケールで
C#m7-5 → F#7 → Bm7 はDのマイナーツーファイブワンです。

■29~32小節
Em7 → Am7 → D7 → G → E7 → Am7 → D7
Em7、Am7、D7、GはダイアトニックコードですのでGメジャースケールで
E7はG#を使うといいでしょう。
Am7 → D7はGのメジャーツーファイブですね。

ラ・ラ・ランドAnother Day of Sunを解析してみた①


こちらを頭四小節を耳コピしてみました。
多分コード進行はB♭M→CM→Dm→Amです。
B♭M→CMはともにルートから上がっていっている。
Dm→Amはルートから下がっていっているというフレーズかと思います。
コード分散和音というアドリブの基本ですね。
キーはFメジャーだと思います。(分散和音で唯一出てくる♭がB♭なので)
このコード進行をもとに次回はアドリブを作っていこうと思います。

ラ・ラ・ランドのピアノメロディーを解析してみた④マイナー9thのフレージング

ラ・ラ・ランドのピアノメロディーを解析してみた③の続きです。

 

ほとんど曲と同じになってしまいました。
Bm9(B D F# A C#)で構成されています。
D(3),C#(9),B(1)をゴニョゴニョしてB→A→F#です。

ラ・ラ・ランドのピアノメロディーを解析してみた③


42秒~
のフレーズを解析してみました。
これまたm9thのフレーズでした。こちらも前回紹介したものとほとんど同じでした。
Bm9(B D F# A C#)で構成されています。
D(3),C#(9),B(1)をゴニョゴニョしてB→A→F#です。
B→A→F#の流れが美しいです。

次回はこれを用いてフレーズを作ってみようと思います。

ラ・ラ・ランドのピアノメロディーを解析してみた②m9thを使ったフレージング

ラ・ラ・ランドのピアノメロディーを解析してみた①の続きです。
使える場所はマイナーのコードが出てきたときですかね。
曲のキーはD#マイナーです。(D#,F,F#,G#,A#,B,C#)
m9thを使ったフレージング(F#m9(F# A C# E G#))
①F#,G#(9th),Aをゴニョゴニョして終わりにBに落とす(あいまいに終わる感じ)
(9,1,3をゴニョゴニョ→3の二度上で終わる)
②F#,G#(9th),Aをゴニョゴニョして終わりにDに落とす(あいまいに終わる感じ)
(9,1,3をゴニョゴニョ→5の1度上で終わる)
③F#,G#(9th),Aをゴニョゴニョして終わりにC#に落とす(終息感がある)
(9,1,3をゴニョゴニョ→5度で終わる)



ほら、どれもラ・ラ・ランドっぽい!
ただ、ラ・ラ・ランドの曲のものを使うのが一番きれいな気がします。

ララランドのピアノメロディーを解析してみた①m9thを使ったフレージング


ララランドのサントラを最近リピートしまくっています。
どの曲も素敵すぎます。
そこでジャズピアニストが曲中でいろいろな曲を弾いているということでララランドの曲を解析すればアドリブで使えるのではないか!?と考えました。
まずはララランドで何度も演奏されている哀愁漂うピアノのみの曲を解析してみようと思います。
聞いているだけでストーリー性を感じられるコードの感じが伝わってきますよね。

解析した結果この曲のキーはD#マイナーです。
(D#,F,F#,G#,A#,B,C#)
初めのフレーズはいきなりスケールの音から外れ、Dから始まりますが、曲中の切ない部分は基本的にはF#mのスケールで演奏できます。
2小節目以降はF#m9(F# A C# E G#)を使っています。

ララランドっぽいフレーズを作るには
①F#,G#,Aをゴニョゴニョして終わりにBに落とす(あいまいに終わる感じ)
①F#,G#,Aをゴニョゴニョして終わりにC#に落とす(終息感がある)
とできると思います。
次回本解析結果をもとにフレーズを作ってみたいと思います。

Recado Bossa Novaのマイナーツーファイブワンフレーズ

私はRecado Bossa Novaこの曲が好きなんですよね。
ということでテーマの一部を引用し、解析てみました。
コード進行はBm7(-5) E7 Am です。

1小節目のすごい不安定な感じがたまらないです。
1小節目の4音目がポイントだと思うのですがコード逆引きしてもなぜこの音が使えているのかが分かりません。。。ただ外れている(外している)感が半端ないです。
1小節目の1,2,3音はBm7-5の1-5-3です。
1小節目の4音はBm7-5の1の半音下です。
1小節目の5音目はE7の3度の音、以降はスケール的に上がっていき、Aで終わるといった感じですね。

1小節目の音の並びはすごい!と思います。この感じを用いてほかのフレーズを作ってみようと思います。