コード進行は大変シンプルで Cm7 F7 の繰り返しです。アドリブアイディアとしては下記スケールが使えます。Cm7,E7がダイアトニックコードとして含まれるのはB♭メジャーですので
・B♭メジャースケール(B♭,C,D,E♭,F,G,Am)
・B♭メジャーペンタ(B,C,D,F,G)
がつかえますね。(ダイアトニックコード参考)
間間でコード分散和音を挟むといったアドリブもよいと思います。
コード進行は大変シンプルで Cm7 F7 の繰り返しです。アドリブアイディアとしては下記スケールが使えます。Cm7,E7がダイアトニックコードとして含まれるのはB♭メジャーですので
・B♭メジャースケール(B♭,C,D,E♭,F,G,Am)
・B♭メジャーペンタ(B,C,D,F,G)
がつかえますね。(ダイアトニックコード参考)
間間でコード分散和音を挟むといったアドリブもよいと思います。
ボサノバどいえばこの曲ですよね。
Girl from ipanema コード分析(inB♭)をしていきます。
Bフラット管ではキーはGです。
私はテナーサックス(Bフラット管)吹きなのでBフラット管での分析を行います。
解析してみて初心者向けではないなと感じました。
理由としては
・いろんなスケールが出てくる(ノンダイアトニックばかり)
・小節数が32ではない等ということで
逆にノンダイアトニックを聞かせるだけでそれなりに曲っぽさは出るのかなとも思います。
ダイアトニックコードを書き出します。※ダイアトニックについてはこちら参照
ⅠM7 | Ⅱm7 | Ⅲm7 | ⅣM7 | Ⅴ7 | Ⅵm7 | Ⅶm7(b5) |
GM7 | Am7 | Bm7 | CM7 | D7 | Em7 | F#m7(b5) |
キーがGなのでベースはGメジャースケールで演奏します。
Gメジャー(G,A,B,C,D,E,F#)
■1~4小節
GM7 → A7
A7はノンダイアトニックでAm7との違いは3度の音つまり、C#を使うことを心がけましょう。
■5~8小節
Am7 → D7 → GM7 → D7
譜面によって違うかもしれませんがここはメジャーツーファイブワンで行きましょう。
■9~12小節
GM7 → A7
A7はノンダイアトニックでAm7との違いは3度の音つまり、C#を使うことを心がけましょう。
■13~16小節
Am7 → D7 → GM7
譜面によって違うかもしれませんがここもメジャーツーファイブワンで行きましょう。
■17~20小節
A♭M7 → D♭7
変則的な4度進行です。
A♭M7はD#メジャー
D♭7はF#メジャー
■21~24小節
BM7 → E7
変則的な4度進行です。
BM7はF#メジャー
E7はAメジャー
■25~28小節
CM7 → F7
変則的な4度進行です。
CM7はGメジャー
F7はA#メジャー
17~28はスケールがコロコロ変わりますので要練習ですね。
■29~32小節
・Bm7 → E7(-5) → Am7 → D7(-5)
ここも4度進行ですがそれぞれスケールもバラバラ。。。
コード分散で行きましょう。
■33~36小節
1~4と同じです。
■37~40小節
5~8と同じです。
Now’s the time コード分析(inB♭)をしていきます。
Bフラット管ではキーはGMです。
ピアノではFでNow’s the time やBugs grooveなどをまとめてFブルースなどと言ったりしますよね。
チャーリーパーカー
私はテナーサックス(Bフラット管)吹きなのでBフラット管での分析を行います。
ダイアトニックコードを書き出します。※ダイアトニックについてはこちら参照
ⅠM7 | Ⅱm7 | Ⅲm7 | ⅣM7 | Ⅴ7 | Ⅵm7 | Ⅶm7(b5) |
GM7 | Am7 | Bm7 | CM7 | D7 | Em7 | F#m7(b5) |
Gブルーノートスケール一発でいけます!詳細は省きますが
G,B♭,C,C#,D,Fを使うだけでブルージーに聞こえます。
■1~4小節
D7 → G7 → D7
ノンダイアトニックですね。
ここはブルーノートスケールもしくはGメジャースケールを使いましょう。
■5~8小節
G7 → G#dim → D → F#m7 → B7
G#dimはノンダイアトニックの音のG#
B7はD#を使うとコード感がでます。
■9~12小節
Em7 → A7 → D → Em7 → A7
Em7 → A7 → D メジャーツーファイブワン
Em7 → A7 メジャーツーファイブ
Now’s the timeのチャーリーパーカーアドリブフレーズ
Now’s the timeのチャーリーパーカーアドリブフレーズ2
などが使えます。
またジャズのアドリブを実践できるページにてブルースのアドリブ体験できます!
Take Five コード分析(inB♭)をしていきます。
Bフラット管ではキーはFm(A♭M)です。
私はテナーサックス(Bフラット管)吹きなのでBフラット管での分析を行います。
ダイアトニックコードを書き出します。※ダイアトニックについてはこちら参照
ⅠM7 | Ⅱm7 | Ⅲm7 | ⅣM7 | Ⅴ7 | Ⅵm7 | Ⅶm7(b5) |
A♭M7 | A#m7 | Cm7 | C#M7 | D#7 | Fm7 | Gm7(b5) |
キーがFmなのでベースはFマイナースケールで演奏します。
Fマイナー(F,G,A♭,A#,C,C#,D#)
■1~8小節
Fm7 → Cm7 の繰り返し
・Fマイナー一発でいけますね。
■9~12小節
C# → A#m7 → Cm7 → Fm7 → A#m7 → D#7 → A♭ → A♭7
・基本的にはFマイナー一発でOK
・A#m7 → D#7 → A♭ → A♭7はA♭のメジャーツーファイブワンを使えばなおよしですね。
■13~16小節
C# → A#m7 → Cm7 → Fm7 → A#m7 → D#7 → Gm → C7
・基本的にはFマイナー一発でOK
・A#m7 → D#7はA♭メジャーのツーファイブで行きましょう!
・Gm → C7はFメジャーのツーファイブで行きましょう!
以降
Fm7 → Cm7 の繰り返し
自由すぎてどうしてよいかわからない感がありますよね。
Fマイナースケール一発で基本的にはOKですが、のっぺりした感じになってしまいますので、随所でコード分散やツーファイブワンフレーズを使いましょう。
理論にのっとりスケールを当てはめたNight and dayの譜面(?)を作ってみました。
これを見つつ練習してみると良いと思います。(B♭用の譜面です)
■1~4
D♭M7 | C7 | FM7 | FM7 |
D→D♭ | Fメジャー |
■5~8
D♭M7 | C7 | FM7 | FM7 |
D→D♭ | Fメジャー |
■9~12小節
Bm7-5 | E7 | Am7 | D7 |
Cメジャーのマイナーツーファイブワン |
■13~16小節
Gm7 | C7 | FM7 | FM7 |
Fメジャーのメジャーツーファイブ |
■17~20小節
D♭M7 | C7 | FM7 | FM7 |
D→D♭ | Fメジャー |
■21~24小節
D♭M7 | C7 | FM7 | FM7 |
D→D♭ | Fメジャー |
■25~28小節
Bm7-5 | E7 | Am7 | D7 |
Cメジャーのマイナーツーファイブワン |
■29~32小節
Gm7 | C7 | FM7 | FM7 |
Fメジャーのメジャーツーファイブ |
■33~36小節
A♭M7 | A♭M7 | FM7 | FM7 |
FメジャーのD→D# | Fメジャー |
■36~40小節
A♭M7 | A♭M7 | FM7 | FM7 |
FメジャーのD→D# | Fメジャー |
■41~44小節
Bm7-5 | E7 | Am7 | D7 |
Cメジャーのマイナーツーファイブワン |
■45~48小節
Gm7 | C7 | FM7 | FM7 |
Fメジャーのメジャーツーファイブ |
Night and dayコード分析(inB♭)をしていきます。
ジャズボーカリストがよく歌う曲ですね。
BフラットではキーはFメジャーです。
ダイアトニックコードはFM7、Gm7、G#m7、A#M7、C7、Dm7、Em7-5
ダイアトニックコードに関してはこちらをご覧ください。
メジャーキーの曲に一瞬マイナーキーのコードを埋め込むことをサブドミナントマイナーなのでサブドミナントマイナーを開設するためにFマイナーのダイアトニックも書いておきます。
FマイナーのダイアトニックコードはFm7、Gm7-5、G#M7、A#m7、Cm7、C#M7、D#7
■1~4小節目
D♭M7 → C7 → FM7
D♭M7はサブドミナントマイナーです。(サブドミナントマイナーに詳細がございます)
あえてリハーモナイズ(コードの付け替え)をしているのでコード分散和音を使いましょう。
コード分散和音は D♭、F、G#、C ですのでD♭を意識して使えばokです。
■5~8小節目
D♭M7 → C7 → FM7
1~4小節目と同じです。
■9~12小節
Bm7-5 → E7 → Am7 → D7
Cメジャーに移調していますね。
Cメジャーのマイナーツーファイブワンを使いましょう。
■13~16小節
Gm7 → C7 → FM7
Fメジャーのツーファイブワンです。
■17~20小節,21~24小節
1~4と同じです。
■25~28小節
9~12と同じです。
■29~32小節
13~16と同じです。
■33~36小節,37〜40小節
A♭M7 → FM7
A♭M7はサブドミナントマイナーですね。
FM7はダイアトニックです。
なのでA♭M7はコード分散和音は(A♭,C,D#,G)
なのでD#を使うことを意識してアドリブをしましょう。
■41~44小節
9~12と同じです。
■45~48小節
13~16と同じです。
理論にのっとりスケールを当てはめたDays Of Wine And Rosesの譜面を作ってみました。
これを見つつ練習してみると良いと思います。(B♭用の譜面です)
覚えるべきフレーズ
Aのメジャーツーファイブ
A#のメジャーツーファイブ
Gのメジャーツーファイブ
Gの短いマイナーツーファイブ
Dの短いメジャーツーファイブ
Dの短いマイナーツーファイブワン
1~4
GM7 | F7 | Bm7 | E7 |
Gメジャー | F#→F、A→A#に | Aのメジャーツーファイブ |
5~8
Am7 | Bm7 | Cm7 | F7 |
Gのメジャー | A#のメジャーツーファイブ |
9~12
Bm7 | Em7 | Am7 | D7 |
Gのメジャー | Gのメジャーツーファイブ |
13~17
F#m7(♭5) | B7 | Em7 | A7 | Am7 | D7 | GM7 |
Gのマイナーツーファイブ | Dのメジャーツーファイブ | Gのメジャーツーファイブワン |
18~20小節
GM7 | F7 | Bm7 | E7 |
Gメジャー | F#→F、A→A#に | Aのメジャーツーファイブ |
21~24小節
Am7 | Bm7 | Cm7 | F7 |
Gのメジャー | A#のメジャーツーファイブ |
25~28
Bm7 | Em7 | C#m7-5 | F#7 | Bm7 |
Gメジャースケール | Dのマイナーツーファイブワン |
29~32
Em7 | Am7 | D7 | G | E7 | Am7 | D7 |
Gメジャースケール | Gメジャーツーファイブ | Gメジャースケール | G→G#に | Gメジャーツーファイブ |
Days Of Wine And Rosesコード分析(inB♭)をしていきます。
この曲いいですよね。とてもおしゃれで美しいメロディです。
Days Of Wine And Rosesは若い夫婦が酒におぼれてアル中になってしまうというストーリーの映画音楽です。
BフラットではキーはGメジャーです。
ダイアトニックコードはGM7、Am7、Bm7、CM7、D7、Em7、F#m7-5
ダイアトニックコードに関してはこちらをご覧ください。
■1~4小節目
GM7 → F7 → Bm7 → E7
いきなりノンダイアトニックばかり。
GM7はGメジャースケールで
F7でGメジャースケールと違うのはF#→F、A→A#です。この二音を使うとコード感がでます!
Bm7 → E7 はAのメジャーツーファイブですね。
■5~8小節目
Am7 → Bm7 → Cm7 → F7
Am7 → Bm7はダイアトニックコードなのでGメジャースケールで
Cm7 → F7 はA#のメジャーツーファイブですね。
1~4のメジャーツーファイブから半音上がってますね。
■9~12小節
Bm7 → Em7 → Am7 → D7
すべてダイアトニックコードですのでGメジャースケールで
Am7 → D7はGのメジャーツーファイブですね。
■13~17小節
F#m7(♭5)→ B7 → Em7 → A7 → Am7 → D7 → GM7
F#m7(♭5)→ B7 → Em7 はGのマイナーツーファイブワンです。
Em7 → A7 はDのメジャーツーファイブです。
Am7 → D7→ GM7 はGのメジャーツーファイブです。
これでもかってぐらいツーファイブフレーズのオンパレードですね。
■18~20小節
1~4と同じです。
■21~24小節
5~8と同じです。
■25~29小節
Bm7 → Em7 → C#m7-5 → F#7 → Bm7
Bm7 → Em7はダイアトニックコードですのでGメジャースケールで
C#m7-5 → F#7 → Bm7 はDのマイナーツーファイブワンです。
■29~32小節
Em7 → Am7 → D7 → G → E7 → Am7 → D7
Em7、Am7、D7、GはダイアトニックコードですのでGメジャースケールで
E7はG#を使うといいでしょう。
Am7 → D7はGのメジャーツーファイブですね。
ラ・ラ・ランドのピアノメロディーを解析してみた③の続きです。
ほとんど曲と同じになってしまいました。
Bm9(B D F# A C#)で構成されています。
D(3),C#(9),B(1)をゴニョゴニョしてB→A→F#です。