カテゴリー別アーカイブ: ジャズ曲分析

Fly me to the moonコード解析と使えるスケール(inB♭)

Fly me to the moonコード分析(inB♭)をしていきます。
かなり有名な曲で初心者にお勧めの曲です。
エヴァンゲリオンのエンディングなどでも使われていましたね。
また劇場版のエヴァンゲリオンにおいては宇多田ヒカルが歌っていました。

BフラットではキーはDメジャーです。
ダイアトニックコードはDM7、Em7、F#m7、GM7、A7、Bm7、C#m7-5
ダイアトニックコードに関してはこちらをご覧ください。

■1~4小節目
Bm7 → Em7 → A7 → DM7
Dメジャーですべて行けますね!
Em7 → A7 → DM7はDメジャーのツーファイブワンですね

■5~8小節目
GM7 → C#m7-5 → F#7 → Bm7 → B7
B7以外はDメジャーのツーファイブワンフレーズです。
C#m7-5 → F#7 → Bm7はキーがDメジャーのマイナーツーファイブワンです。

■9~12小節
Em7 → A7 → F#m7-5 → B7
すべてダイアトニックコードですのでGメジャースケールで
Am7 → D7はGのメジャーツーファイブですね。

■13~17小節
Em7 → A7 → DM7 → C#m7-5 → F#7 → Bm7
Em7 → A7 → DM7はメジャーツーファイブワン
C#m7-5 → F#7 → Bm7はキーがDメジャーのマイナーツーファイブワンです。

■17~20小節
1~4と同じです。

■21~24小節
5~8と同じです。

■25~28小節
9~12と同じです。

■29~32小節
13~18と同じです。

ダイアトニックコードのみで、ツーファイブばかり出てくる。
枯葉と並んで初心者にお勧めの一曲ですね!

Days Of Wine And Roses そこそこのレベルになる魔法の譜面(初心者向け)

理論にのっとりスケールを当てはめたDays Of Wine And Rosesの譜面を作ってみました。
これを見つつ練習してみると良いと思います。(B♭用の譜面です)

覚えるべきフレーズ
Aのメジャーツーファイブ
A#のメジャーツーファイブ
Gのメジャーツーファイブ

Gの短いマイナーツーファイブ
Dの短いメジャーツーファイブ
Dの短いマイナーツーファイブワン

1~4

GM7 F7 Bm7 E7
Gメジャー F#→F、A→A#に Aのメジャーツーファイブ

5~8

Am7 Bm7 Cm7 F7
Gのメジャー A#のメジャーツーファイブ

9~12

Bm7 Em7 Am7 D7
Gのメジャー Gのメジャーツーファイブ

13~17

F#m7(♭5) B7 Em7 A7 Am7 D7 GM7
Gのマイナーツーファイブ Dのメジャーツーファイブ Gのメジャーツーファイブワン

18~20小節

GM7 F7 Bm7 E7
Gメジャー F#→F、A→A#に Aのメジャーツーファイブ

21~24小節

Am7 Bm7 Cm7 F7
Gのメジャー A#のメジャーツーファイブ

25~28

Bm7 Em7 C#m7-5 F#7 Bm7
Gメジャースケール Dのマイナーツーファイブワン

29~32

Em7 Am7 D7 G E7 Am7 D7
Gメジャースケール Gメジャーツーファイブ Gメジャースケール G→G#に Gメジャーツーファイブ

Days Of Wine And Rosesコード解析と使えるスケール

Days Of Wine And Rosesコード分析(inB♭)をしていきます。
この曲いいですよね。とてもおしゃれで美しいメロディです。
Days Of Wine And Rosesは若い夫婦が酒におぼれてアル中になってしまうというストーリーの映画音楽です。

BフラットではキーはGメジャーです。
ダイアトニックコードはGM7、Am7、Bm7、CM7、D7、Em7、F#m7-5
ダイアトニックコードに関してはこちらをご覧ください。

■1~4小節目
GM7 → F7 → Bm7 → E7
いきなりノンダイアトニックばかり。
GM7はGメジャースケールで
F7でGメジャースケールと違うのはF#→F、A→A#です。この二音を使うとコード感がでます!
Bm7 → E7 はAのメジャーツーファイブですね。

■5~8小節目
Am7 → Bm7 → Cm7 → F7
Am7 → Bm7はダイアトニックコードなのでGメジャースケールで
Cm7 → F7 はA#のメジャーツーファイブですね。
1~4のメジャーツーファイブから半音上がってますね。

■9~12小節
Bm7 → Em7 → Am7 → D7
すべてダイアトニックコードですのでGメジャースケールで
Am7 → D7はGのメジャーツーファイブですね。

■13~17小節
F#m7(♭5)→ B7 → Em7 → A7 → Am7 → D7 → GM7
F#m7(♭5)→ B7 → Em7 はGのマイナーツーファイブワンです。
Em7 → A7 はDのメジャーツーファイブです。
Am7 → D7→ GM7 はGのメジャーツーファイブです。
これでもかってぐらいツーファイブフレーズのオンパレードですね。

■18~20小節
1~4と同じです。

■21~24小節
5~8と同じです。

■25~29小節
Bm7 → Em7 → C#m7-5 → F#7 → Bm7
Bm7 → Em7はダイアトニックコードですのでGメジャースケールで
C#m7-5 → F#7 → Bm7 はDのマイナーツーファイブワンです。

■29~32小節
Em7 → Am7 → D7 → G → E7 → Am7 → D7
Em7、Am7、D7、GはダイアトニックコードですのでGメジャースケールで
E7はG#を使うといいでしょう。
Am7 → D7はGのメジャーツーファイブですね。

ラ・ラ・ランドのピアノメロディーを解析してみた④マイナー9thのフレージング

ラ・ラ・ランドのピアノメロディーを解析してみた③の続きです。

 

ほとんど曲と同じになってしまいました。
Bm9(B D F# A C#)で構成されています。
D(3),C#(9),B(1)をゴニョゴニョしてB→A→F#です。

ラ・ラ・ランドのピアノメロディーを解析してみた③


42秒~
のフレーズを解析してみました。
これまたm9thのフレーズでした。こちらも前回紹介したものとほとんど同じでした。
Bm9(B D F# A C#)で構成されています。
D(3),C#(9),B(1)をゴニョゴニョしてB→A→F#です。
B→A→F#の流れが美しいです。

次回はこれを用いてフレーズを作ってみようと思います。

ララランドのピアノメロディーを解析してみた①m9thを使ったフレージング


ララランドのサントラを最近リピートしまくっています。
どの曲も素敵すぎます。
そこでジャズピアニストが曲中でいろいろな曲を弾いているということでララランドの曲を解析すればアドリブで使えるのではないか!?と考えました。
まずはララランドで何度も演奏されている哀愁漂うピアノのみの曲を解析してみようと思います。
聞いているだけでストーリー性を感じられるコードの感じが伝わってきますよね。

解析した結果この曲のキーはD#マイナーです。
(D#,F,F#,G#,A#,B,C#)
初めのフレーズはいきなりスケールの音から外れ、Dから始まりますが、曲中の切ない部分は基本的にはF#mのスケールで演奏できます。
2小節目以降はF#m9(F# A C# E G#)を使っています。

ララランドっぽいフレーズを作るには
①F#,G#,Aをゴニョゴニョして終わりにBに落とす(あいまいに終わる感じ)
①F#,G#,Aをゴニョゴニョして終わりにC#に落とす(終息感がある)
とできると思います。
次回本解析結果をもとにフレーズを作ってみたいと思います。

All of youコード解析と使えるスケール

All of you コード分析(inB♭)をしていきます。
ピアノではキーはE♭
Bフラット管ではキーはFです。
私はテナーサックス(Bフラット管)吹きなのでBフラット管での分析を行います。

ダイアトニックコードを書き出します。※ダイアトニックについてはこちら参照

ⅠM7 Ⅱm7 Ⅲm7 ⅣM7 Ⅴ7 Ⅵm7 Ⅶm7(b5)
FM7 Gm7 Am7 A#M7 C7 Dm7 Em7(b5)

キーがFなのでベースはDメジャースケールで演奏します。
Fメジャー(F,G,A,A#,C,D,E)

■1~4小節 
Gm7(♭5) → C7 → FM7 → Gm7(♭5) → C7(♭9)
FM7以外はノンダイアトニック。。。
だからこそそれぞれの音を使うと曲っぽくなるということ!
<演奏方法>
・Gm7(♭5) → C7 → FM7  マイナーツーファイブワンです。
・Gm7(♭5) → C7  マイナーツーファイブです。

■5~8小節 
Gm7(♭5) → C7 → FM7 → Gm7(♭5) → C7
FM7以外はノンダイアトニック。。。
だからこそそれぞれの音を使うと曲っぽくなるということ!
<演奏方法>
・Gm7(♭5) → C7 → FM7  マイナーツーファイブワンです。
・Gm7(♭5) → C7  マイナーツーファイブです。

■9~12小節 
Am7 → D7 → Gm7 → C7
<演奏方法>
来ました!ツーファイブばかり。
・Am7 → D7 でGMのツーファイブフレーズを
・Gm7 → C7 でFMのツーファイブフレーズを
使っちゃってください。

■13~16小節 
9~12小節と同じです。

■17~20小節
1~4小節 と同じです。

■21~24小節
<演奏方法>
・Gm7(♭5) → C7  マイナーツーファイブです。
・Am7 → D7 ツーファイブです。

■25~28小節
<演奏方法>
・Bm7(♭5) → E7  マイナーツーファイブです。
・Am7 → D7 ツーファイブです。

■29~32小節
<演奏方法>
・Gm7(♭5) → C7 → FM7  マイナーツーファイブワンです。

こう見るとツーファイブワン、ツーファイブフレーズばかりで構成されていますね。

St.Thomasテーマから考えるアドリブフレーズ(分析編)

St.Tohmasテーマから考えるアドリブフレーズを作るためにまずはSt.Thomasのテーマの分析をします。

解析をするにあたりダイアトニックスケール上の音の特徴を記述します。
トニック(落ち着く音) 1度,3度,6度
サブドミナント(普通の音) 2度,4度
ドミナント(落ち着かない音、トニックに解決したくなる音) 5度,7度

次にテーマの音をなんどの音を使っているかを記述します(4小節分)
D:ドミナント
S:サブドミナント
T:トニック

5(D)→1(T)→7(D)→6(T)→5(D)→6(T)→3(T)→4(S)→5(D)→1(T)→7(D)→1(T)
ドミナント→サブドミナントの流ればっかり!
とくに八分音符の裏拍や2拍目がトニックになっていることが多いです。

次回はこれをもとにフレーズを作ってみようと思います。

St.Thomasコード解析と使えるスケール

St.thomas コード分析(inB♭)をしていきます。
ピアノではキーはC
Bフラット管ではキーはDです。
私はテナーサックス(Bフラット管)吹きなのでBフラット管での分析を行います。

ダイアトニックコードを書き出します。※ダイアトニックについてはこちら参照

ⅠM7 Ⅱm7 Ⅲm7 ⅣM7 Ⅴ7 Ⅵm7 Ⅶm7(b5)
DM7 Em7 F#m7 GM7 A7 Bm7 C#m7(b5)

キーがDなのでベースはDメジャースケールで演奏します。
Dメジャー(D,E,F#,G,A,B,C#)

■1~4小節 
D6 → F#m7 → B7 → Em7 → A7 → D6
<演奏方法>
・D6(メジャーシックスス)は6度の音Bを使え!
・F#m7 → B7 はEのツーファイブフレーズを使え
・Em7 → A7 → D6 はDのツーファイブワンフレーズを使え!

■5~8小節 
D6 → F#m7 → B7 → Em7 → A7 → D6
<演奏方法>
1~4小節と同じです。

■9~12小節 
F#m7-5 → C7(#11) → B7 → Em7 → B♭aug7 → A7
<演奏方法>
・F#m7-5 → C7(#11) → B7 → Em7 はもうEのツーファイブフレーズでいいと思います。
・B♭aug7(A#DF#G#)はコード分散和音を!とりわけA#,G#はスケールにない音なので使いまくりましょう。コード感が出ます。

■13~16小節 
D6 → D7 → G → G#dim7 → D → A7 → D6
・G#dim7 以外はDメジャースケールで!(D6のコード構成はDF#ABとスケールの構成音です・)
・G#dim7はコード分散和音(A#B#D#F#)ノンダイアトニックばかりでコード分散和音を引けばコード感がすごい出ます!

Billie’s Bounce テーマ解析(一部)アドリブ応用へ

Billie’s Bounce の1小節目のテーマを解析してみました。
アドリブに応用できるか!?
キーはGで一小節目はG7コードです。

・一音目G7の5度に向かうための5度の半音下のアプローチノート
・三音目ルートの音
・四音目G7の2度に向かうための2度の半音下のアプローチノート
・以降コードの分散和音
・ルートのGでおちつかせる。

・全体を通して
上がって下がってしていて、上がるとき(アプローチノートを用いた上がり方)と下がるとき(コード分散和音を用いた下がり方)の作りが少し違う。

→次回はコード分散で上がって、アプローチノートを使った下がり、ルートで落ち着くようなフレーズを作ってみようかと思います。